熱唱サマー

赤い公園「熱唱祭り」に行って来ました〜

以前から赤い公園のライブにはいつか行きたいと思ってたのですが、今回ボーカルの佐藤さんが8月をもって脱退されるとの事で、現体制でのライブは最後になるので、これは行かねばと思ってチケットを予約。

当日になり会場のZepp DiverCityに着くと、ライブTシャツやタオルを持った人がめっちゃいて、外の広場にも溢れかえってました。お客さんの年代も様々で中には親子連れなんかもいて、赤い公園は色んな人に聴かれてるんだなと感じました。

今回初めてZepp DiverCityに行ったのですが、開場して中に入るとライブハウスなのにめっちゃ広くて驚きました。ドリンクをもらってから前から2列目の柵の辺りを確保。
そわそわしながら待ってると佐藤さんによる開場のアナウンスがあり、新曲「カメレオン」からスタート。
最初から新曲・旧曲入り混じった怒涛のラッシュで完全に圧倒されました。「急げ」「塊」など聴かせる曲の後には「西東京」「絶対的な関係」と激しい曲が続き、さらに「夏の曲やります」の一言からの「サイダー」で熱気は最高潮に。
ここで雰囲気は一転して「恋と嘘」「いちご」。格好良いロックも可愛いポップもあって、赤い公園の幅の広さを感じました。
佐藤さんの卒業ソング的な「journey」の後は4人のコーラスが素敵な「勇敢なこども」。「BEAR」では佐藤さんだけがステージの真ん中に立ち、今日で最後の赤い公園のボーカルとしての使命を全うしているようでした。
ここで一旦MCに入ると、「なんと18曲もやったんだって」という言葉に驚きました。ここまで一瞬のことのように感じていたので、何百人ものお客さんを相手に18曲を飽きずに聴かせる表現力はただただすごいと思いました。
後半戦では「闇夜に提灯」「KOIKI」で再び熱気は最高潮に。「黄色い花」ではみんなで手を振ったりコーラスで会場が一体になり、「ほら」で本編は締めくくられました。

アンコールは「セミロング」からスタートして「スーパーハッピーソング」。「恋と嘘」のカップリングだったこの曲は個人的にすごく好きで、新アルバムに入らなくてとても残念に思っていたので、ライブで聴けてとても嬉しかったです。「楽しい」ではみんなで「楽しい!」と叫んで最高に盛り上がっていましたが、そんなライブもついに終わる時が。
最後の一曲は赤い公園の代表曲とも言える「NOW ON AIR」。最後だからか激しいモッシュもあり、佐藤さんも客席にダイブしてライドしながら東京の街のど真ん中で「NOW ON AIR」とみんなで一緒に叫びました。
演奏が終わると最後まで1人ステージに残った佐藤さんに名前を呼ぶ声や「ありがとう」と感謝の言葉が飛び交い、いつまでも拍手が鳴り止みませんでした。


脱退には一切触れずに新アルバムを全曲やり、さらに初期の曲もある全27曲の圧巻のパフォーマンスでした。最後のライブとしてまったく悔いの残らない、完全にすべて出し切った最高のライブでした。